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日経平均株価はもうすぐ天井?判断するには?

日経平均株価はここ最近、高値を更新する状況が続いており、2万円を維持する底堅い展開が続いています。連日株価が上昇する状況を見ると、「株価はもうすぐ天井なのでは?」と考える人もいれば、「株価はますます上昇するのでは?」と考える人もいることでしょう。

株式市場が現在、高い水準にあるのか、それとも安い水準にあるのか、判断に迷う人もいても不思議ではありません。

株価が買われすぎか売られすぎかを見る時に活用したいのが、オシレーター系のテクニカル指標です。代表的なチャートとしては、RSIやストキャスティクス、MACD等があります。そこで今回は、株価が買われすぎか売られすぎかを分析できるRSIについて解説してきます。

RSIとは

まずは、日経平均株価のチャートを見てみましょう。ローソク足の下に追加で表示されているのがRSIです。
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日経平均株価チャート。四季報オンラインより


RSIは、過去一定期間の株価の上昇と下落の変動幅における上昇分の割合を指した株価チャートで、相対力指数とも呼ばれています。RSIは0%から100%で表されます。株価の変動で上昇分の割合が高ければ数値が高くなります。反対に、下落分の割合が高ければ数値が低くなります。

RSIの曲線が100%に近づくほど株価が高値(買われすぎ)の水準にあると考えられ、反対に0%に近づくほど安値(売られすぎ)の水準にあると考えられています。一般的に、70%超えは買われ過ぎ、30%割れは売られ過ぎの水準と考えられています。株価の変動が一定の水準の間でいったりきたりしているボックス相場で利用すると有効に機能するとされています。

株式市場の現状は?

では、もう一度RSIの株価チャートを見てみましょう。右側に青色で囲んで所が70%の水準です。

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日経平均株価チャート。四季報オンラインより


株価は現在、安い所から上昇し高値を更新している状況ということもあり、RSIは80%に迫る水準にまで上昇していることがわかります。ですから、高値圏=買われすぎの水準にあると考えることもできます。

ただ個人的には、RSIはボックス相場で有効に機能しやすいという特徴を考慮すると、現在はトレンドが発生していますから、判断に迷う場面だと言えるかもしれません。

一つの株価チャートでは、現在が安いのか高いのかを判断することが難しい時が多々あります。複数の株価チャートを組み合わせて売買タイミングを判断するのが安心かもしれませんね。

※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

転載元:All About